ITOBEN STYLE > EC-CUBE4 > EC-CUBE4.0.2カスタマイズ版を4.0.3へバージョンアップする方法 2019年9月12日カテゴリー: EC-CUBE4 EC-CUBEプラグイン EC-CUBE4.0.2カスタマイズ版を4.0.3へバージョンアップする方法 ご注意! バージョンアップは、あくまでもご自身の責任で行ってください。 上手くいかない場合の原因を特定することはできませんので、こちらでは対応出来ませんし、責任も持てません。 必ずバックアップを取り、元に戻せる体制を整えてから、バージョンアップをお願いします。 ご自身でカスタマイズ編集されているファイルが、今回のバージョンアップファイルに含まれている場合、ファイルを上書きすると編集箇所がなくなってしまいます。 編集箇所をご確認の上、ファイル上書き後に、ご自身の編集箇所を追加するようにしてください。 (1)プラグインの無効化 プラグインによっては、無効化が必要です。 ① 下記フォルダにファイルが生成されていることを確認します。生成されていない場合は、無効化は不要です。 ——————————— app/proxy/entity/ ——————————— ② Product.phpなどが生成されているとき、ダウンロードして無効化が必要なプラグインを突き止めます。 ~50行目付近までの箇所に、下記のようなコードがあります。 以下は、例です。 ▼Product.php ——————————— use \Plugin\RelatedProduct4\Entity\ProductTrait; ——————————— ▼Order.php ——————————— use NameTrait, PointTrait, \Plugin\PaymentComment\Entity\OrderTrait; ——————————— ▼Payment.php ——————————— use \Plugin\PaymentComment\Entity\PaymentTrait; ——————————— ▼Shipping.php ——————————— use NameTrait, \Plugin\GiftWrappingPaper\Entity\ShippingTrait; ——————————— \Plugin\の後に記述されているのがプラグインコードです。 上の例では、「RelatedProduct4」「PaymentComment」「GiftWrappingPaper」がプラグインコードです。 ③ 管理画面のプラグイン一覧で、該当するプラグインを無効にします。 ※ EC-CUBE4カスタマイズ版付属の「関連商品プラグイン」(RelatedProduct4)をインストールしている場合は、無効化が必要です。 (2)データベースの追加が必要 次のSQLを実行して、データベースを追加します。 ▼MySQL ——————————— ALTER TABLE dtb_order_item ADD tax_adjust decimal unsigned NOT NULL DEFAULT 0; INSERT INTO dtb_csv (id, csv_type_id, creator_id, entity_name, field_name, reference_field_name, disp_name, sort_no, enabled, create_date, update_date, discriminator_type) VALUES (LAST_INSERT_ID(), 1, null , ‘Eccube\\\\Entity\\\\ProductClass’, ‘TaxRule’, ‘tax_rate’, ‘税率’, 31, false, CURRENT_TIMESTAMP, CURRENT_TIMESTAMP,’csv’); ——————————— ▼PostgreSQL ——————————— ALTER TABLE dtb_order_item ADD tax_adjust decimal NOT NULL DEFAULT 0; INSERT INTO dtb_csv (id, csv_type_id, creator_id, entity_name, field_name, reference_field_name, disp_name, sort_no, enabled, create_date, update_date, discriminator_type) VALUES (nextval(‘dtb_block_block_id_seq’), 1, null , ‘Eccube\\\\Entity\\\\ProductClass’, ‘TaxRule’, ‘tax_rate’, ‘税率’, 31, false, CURRENT_TIMESTAMP, CURRENT_TIMESTAMP,’csv’); select setval(‘dtb_csv_id_seq’,(select max(id) from dtb_csv)); ——————————— (3)ファイルの入れ換えと追加 ◆必ずバックアップを取ってから、入れ換え・追加を行ってください。 ↓こちらのページをご覧ください。 https://itoben.com/style/4331.html 「EC-CUBE4.0.3で変更されているファイルと新規追加されているファイル(★印)」に、入れ換えファイルと追加ファイルの一覧があります。 (4)キャッシュ削除 管理画面でキャッシュ削除を行います。 管理画面にアクセスできないときは、キャッシュフォルダを削除します。(フォルダごとで構わないので削除する) ▼キャッシュフォルダ ———————————————– var/cache ———————————————– (5)プラグインの有効化 無効化したプラグインがある場合は、有効化します。 バージョンアップがうまくいかない時は、 入れ換えたファイルを元に戻し、追加したファイルは削除してください。 追加したデータベースはそのままでも支障はありませんが、削除できる場合は削除してください。
ご注意!
バージョンアップは、あくまでもご自身の責任で行ってください。
上手くいかない場合の原因を特定することはできませんので、こちらでは対応出来ませんし、責任も持てません。
必ずバックアップを取り、元に戻せる体制を整えてから、バージョンアップをお願いします。
ご自身でカスタマイズ編集されているファイルが、今回のバージョンアップファイルに含まれている場合、ファイルを上書きすると編集箇所がなくなってしまいます。
編集箇所をご確認の上、ファイル上書き後に、ご自身の編集箇所を追加するようにしてください。
(1)プラグインの無効化
プラグインによっては、無効化が必要です。
① 下記フォルダにファイルが生成されていることを確認します。生成されていない場合は、無効化は不要です。
———————————
app/proxy/entity/
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② Product.phpなどが生成されているとき、ダウンロードして無効化が必要なプラグインを突き止めます。
~50行目付近までの箇所に、下記のようなコードがあります。
以下は、例です。
▼Product.php
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use \Plugin\RelatedProduct4\Entity\ProductTrait;
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▼Order.php
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use NameTrait, PointTrait, \Plugin\PaymentComment\Entity\OrderTrait;
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▼Payment.php
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use \Plugin\PaymentComment\Entity\PaymentTrait;
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▼Shipping.php
———————————
use NameTrait, \Plugin\GiftWrappingPaper\Entity\ShippingTrait;
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\Plugin\の後に記述されているのがプラグインコードです。
上の例では、「RelatedProduct4」「PaymentComment」「GiftWrappingPaper」がプラグインコードです。
③ 管理画面のプラグイン一覧で、該当するプラグインを無効にします。
※ EC-CUBE4カスタマイズ版付属の「関連商品プラグイン」(RelatedProduct4)をインストールしている場合は、無効化が必要です。
(2)データベースの追加が必要
次のSQLを実行して、データベースを追加します。
▼MySQL
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ALTER TABLE dtb_order_item ADD tax_adjust decimal unsigned NOT NULL DEFAULT 0;
INSERT INTO dtb_csv (id, csv_type_id, creator_id, entity_name, field_name, reference_field_name, disp_name, sort_no, enabled, create_date, update_date, discriminator_type) VALUES (LAST_INSERT_ID(), 1, null , ‘Eccube\\\\Entity\\\\ProductClass’, ‘TaxRule’, ‘tax_rate’, ‘税率’, 31, false, CURRENT_TIMESTAMP, CURRENT_TIMESTAMP,’csv’);
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▼PostgreSQL
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ALTER TABLE dtb_order_item ADD tax_adjust decimal NOT NULL DEFAULT 0;
INSERT INTO dtb_csv (id, csv_type_id, creator_id, entity_name, field_name, reference_field_name, disp_name, sort_no, enabled, create_date, update_date, discriminator_type) VALUES (nextval(‘dtb_block_block_id_seq’), 1, null , ‘Eccube\\\\Entity\\\\ProductClass’, ‘TaxRule’, ‘tax_rate’, ‘税率’, 31, false, CURRENT_TIMESTAMP, CURRENT_TIMESTAMP,’csv’);
select setval(‘dtb_csv_id_seq’,(select max(id) from dtb_csv));
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(3)ファイルの入れ換えと追加
◆必ずバックアップを取ってから、入れ換え・追加を行ってください。
↓こちらのページをご覧ください。
https://itoben.com/style/4331.html
「EC-CUBE4.0.3で変更されているファイルと新規追加されているファイル(★印)」に、入れ換えファイルと追加ファイルの一覧があります。
(4)キャッシュ削除
管理画面でキャッシュ削除を行います。
管理画面にアクセスできないときは、キャッシュフォルダを削除します。(フォルダごとで構わないので削除する)
▼キャッシュフォルダ
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var/cache
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(5)プラグインの有効化
無効化したプラグインがある場合は、有効化します。
バージョンアップがうまくいかない時は、
入れ換えたファイルを元に戻し、追加したファイルは削除してください。
追加したデータベースはそのままでも支障はありませんが、削除できる場合は削除してください。