EC-CUBE3機能カスタマイズ版の3.0.10→3.0.11バージョンアップ

ご購入いただいたEC-CUBE3機能カスタマイズ版のEC-CUBE本体を3.0.10から3.0.11にバージョンアップするための修正ファイルを提供いたします。

この記事のインデックス

▼対象商品

EC-CUBE機能カスタマイズ版 C3010D1606A
EC-CUBE機能カスタマイズ版 C3010D1606B
EC-CUBE機能カスタマイズ版 C3010D1609A

▼次の点をご確認ください。

・ご購入されたカスタマイズ版のファイルに対して、インストール時から一切のカスタマイズを行っていない・ファイルの修正を行っていない場合は、提供ファイルをそのまま上書きされても問題ありませんが、ご自身でファイル修正を行っている場合は、その修正箇所を一旦バージョンアップファイルに追記してから、ファイルを上書きするようにしてください。

・今回のバージョンアップで修正または追加されているファイルは下記の通りです。
https://itoben.com/blog/2882.html
これらのファイルに対してご自身でカスタマイズされている場合は、その箇所をバージョンアップファイルに追記しておかなければいけません。

・プラグインを導入している場合、3.0.11に対応していないプラグインは誤動作が生じてしまう可能性があります。3.0.11への対応を確認してからバージョンアップしてください。
カスタマイズ版に同梱されているプラグインについては、3.0.11での動作を確認しています。

・バージョンアップのファイル数は膨大です。
必ずバップアップをとり、不具合が生じた場合はすぐに元の状態に戻せる体制を整えてからバージョンアップをするようにしてください。
ご自身でカスタマイズを追加していたり、プラグインを導入していたりしている場合は、それらの動作についてこちらでは対応できません。
ご自身の責任の下、バージョンアップを行っていただけるようお願いいたします。

▼作業の手順

URLからhtml除いて運用している場合とそうでない場合では、直下のファイルとhtmlディレクトリのファイルが異なりますのでご注意下さい。

URLにhtmlが付いた状態で運用している場合 → http://●●●.com/html/

URLからhtmlを除いて運用している場合 → http://●●●.com/
↓こちらの方法を利用している場合に限ります。
http://www.kaiplus.com/user_data/eccube3install.php
※ URL変更(URLから html を削除)を行っている場合

●作業後の不具合に備えてバックアップする

1 データベースをバックアップする。

2 ファイルをバックアップする。

(1)直下ファイルのバックアップ

① 共通
————————————–
■autoload.php
■eccube_install.sh

② URLからhtml除いて運用している場合
————————————–
■.htaccess
■index.php
■index_dev.php

(2)htmlディレクトリのファイルをバックアップ

① 共通
————————————–
■html/install.php
■html/template/default/js/eccube.js

② URLにhtmlが付いた状態で運用している場合
————————————–
■html/.htaccess
■html/index.php
■html/index_dev.php

(3)srcディレクトリをまるごとバックアップ
■src

(4)vendorディレクトリをまるごとバックアップ
■vendor

●バージョンアップファイルの追加と上書き

▼ファイル追加と上書きの前に

URLにhtmlが付いた状態で運用している場合
「◆html除いて運用」ディレクトリは不要なので削除してください。

URLからhtml除いて運用している場合
「◆html除いて運用」ディレクトリの3つのファイルを直下に移動します。(.htaccess index.php index_dev.php)
「◆html除いて運用」ディレクトリは空になり不要となったので削除してください。
「html」ディレクトリの(.htaccess index.php index_dev.php)は不要なので削除してください。

1 直下ファイルの追加、★は上書き

① 共通
————————————–
■.coveralls.yml
■.htaccess.sample
■autoload.php★
■composer.json
■composer.lock
■eccube_install.sh★
■phpunit.xml.dist
■web.config.sample

② URLからhtml除いて運用している場合
————————————–
■.htaccess
■index.php
■index_dev.php

2 htmlディレクトリの下記を上書きする。

① 共通
————————————–
■html/install.php
■html/template/default/js/eccube.js

② URLにhtmlが付いた状態で運用している場合
————————————–
■html/.htaccess
■html/index.php
■html/index_dev.php

3 srcディレクトリのバージョンアップの上書きと追加

srcディレクトリのバージョンアップファイルは新規ファイルも含め多数なので、ディレクトリをまるごと上書きするのが簡単です。

ただし、【注意!】です。
ご自身でファイル修正を行っている場合は、その修正箇所をバージョンアップファイルに追記する必要があります。追記後、srcディレクトリをまるごと上書きします。
※ ファイルはバージョンアップファイルの一覧で確認して下さい。

カスタマイズ版のインストール時から、一切のカスタマイズを行っていない、あるいは、ファイルの修正を行っていない場合は、srcディレクトリをまるごと上書きして構いません。

4 vendorディレクトリの入れ替え

vendorディレクトリは、カスタマイズ版では一切修正・変更を行っていないので、3.0.11のvendorディレクトリと入れ換えます。(ファイル数は約8500)
現行サイトのvendorディレクトリと入れ替えてください。

5 最後に、データベースのバージョンアップを行います。(マイグレーション)

html/install.php をサーバにアップし、下記にアクセスしてマイグレーションを実行します。
——————————–

http://インストール先/html/install.php/migration

——————————–

マイグレーション実行後、html/install.phpは削除します。

▼マイグレーション実行画面

001_migration

002_migration

 

●上記方法でカスタマイズ版のデモサイトを3.0.11にバージョンアップしています。

EC-CUBE機能カスタマイズ版C3010D1606A
EC-CUBE機能カスタマイズ版C3010D1606B

デモサイト:http://www.kaiplus.com/eccube3/ec3a/

EC-CUBE機能カスタマイズ版C3010D1609A

デモサイト:http://www.kaiplus.com/eccube3/ec3b/