EC-CUBEのインストールは誰にでもできる

この記事のインデックス

1 ファイルのアップロード
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①define.phpの書き換え
②dataフォルダとhtmlフォルダのアップロード
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EC-CUBEをダウンロードし解凍すると,4つのフォルダと1つのファイルが出来ますが,実際に使用するのはdataフォルダとhtmlフォルダです。
2つのフォルダの置き場所にはちょっと注意が必要です。

dataフォルダは,サーバーのドメイン直下以外にファイルの置き場所があればそこに置きましょう。
ブラウザでドメインにアクセスした時にindex.html等がまず表示されますが,そのindex.htmlはサーバーのpublic_htmlとかhtdocsといったフォルダの直下に置かれます。
FTPでサーバーに接続したときに,public_html,htdocsのフォルダと並列した場所が参照できるのであれば,dataフォルダは,public_html,htdocsと並列して置く方がよいです。その領域は外部から参照されることがないので安全です。フォルダをアップロードしたあと,さらにサーバー上でdataフォルダの名前の前に「.」(ドット)を付けるとさらに安心です。パソコン上でフォルダの前にドットを付けることはできませんが,サーバー上では可能です。
もし,public_html,htdocs直下にしかアクセスできない場合は仕方ないのでそこに置きましょう。

htmlフォルダは,EC-CUBEをドメインのどの場所に置くかによって決まります。
ドメイン直下に置く場合は,htmlフォルダの中にあるすべてのファイルをpublic_html,htdocs直下に置きましょう。
http://○○○.com/ ←でアクセスできるようになります。
http://○○○.com/html/←として表示させるのであれば,htmlフォルダごとpublic_html,htdocs直下にアップロードします。その際,htmlフォルダの名前はshopなどに変更することが可能です。

dataフォルダとhtmlフォルダを関連づけるファイルは,html内のdefine.phpです。
たとえば,dataフォルダとhtmlフォルダが次の位置関係にあるとしたら,define.phpの記述を下記のようにします。
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dataフォルダ:ホスト/.data
htmlフォルダ:ホスト/public_html/shop/define.php
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▼define.phpの記述
define(“HTML2DATA_DIR”, “../../.data/”);

2 データベースの作成を作成しておきます。
以下の設定を行い,メモしておきましょう。インストール時に必要になります。

(1)データベース名
(2)ユーザー名
(3)パスワード

3 下記ファイルにアクセスしてインストールを進めます。

http://○○○.com/shop/install/